[アマゾンで大人気]バッラリーニのフライパン買ってみた
[2023.8.11.更新]
こんにちは。
楽しく質素に暮らそうがモットーのyamakoです。
今回は、2年間大切に使った日本製のフライパンと、新しく購入したイタリア製のフライパンをレビューします。
右が2年愛用した北陸アルミニウムの『ふかみ』(日本製)、左が今回購入したバッラリー二の『フェラーラ』(イタリア製)。
ともに直径20cm、IH・ガス火対応で金属ヘラも使えるタイプです。
ちょっとタイプは違えど、どちらもお手頃な価格で、かつ、使いやすい優秀フライパンでした。
このレビューが、皆様のフライパン選びの参考になれば幸いです。
今回購入のイタリア製フライパン
今回購入したのはイタリア製のバッラリー二。
こちらのブランドには、いくつかのシリーズ(種類)があります。
yamakoが選んだのは『フェラーラ』の直径20センチのフライパンです。値段はそれまで使っていた『ふかみ』の倍、約4000円です。
[2023.8.11.現在]
Amazonでは2755円で在庫あり。
楽天やヨドバシ.comで発売中。
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バッラリーニはネットやYouTubeで見かけることがあり、ちょっと気になっていたブランドでした。
Ballarini フェラーラ フライパン 20cm [イタリア製 / IH・ガス火対応 / 焼きごろお知らせ機能付き / グラニチウム 5層コーティング]
フェラーラは石のような、かなりガチガチにしっかりした5層コーティングで、それまで使っていた『ふかみ』より、耐久性は期待できそうです。
そして、このシリーズには、さらにサーモポイントという加熱状態を知らせてくれるマークがついています。
加工の種類や、ほかの機能については、バッラリーニでもシリーズによって違いがあります。
購入前にしっかり確認することをオススメします。
私としては、ちょっと分かりづらかったです。
バッラリーニを選んだ理由
今回、フェラーラを選んだ理由は、二つあります。
それは前述した加工とお知らせ機能です。
ここからは、その2点についてくわしくご紹介します。
今までと違うタイプのコーティング
バッラリーニも、シリーズによって加工が違います。
yamakoが今回購入したのは、フェラーラというシリーズで、『グラニチウム・エクストリーム・コーティング』という、長い名前の加工が施されています。
コーティングは5層構造ですが、素人にはその技術はピンと来ません。
見た目は石のようで、触り心地もざらざらしています。
実際に鉱物が使われているそうです。
この石のような加工が、へりや底まで、満遍なく施されていて、ちょっとゴツい印象です。
かなり丈夫そう。
しかしながら、手に持って振ってみても、特別重いとは感じませんでした。
(重量は0.55gで、このサイズのフライパンでは平均的な重さです)
このはじめて出会うゴツめな加工に、ちょっとワクワクしてしまったのです。
手触りはざらざらですが、食材はなめらかに動かせます。
洗った後はぬるつきもなく、さらっとした手触りに戻ります。
カレーやニンニク、ケチャップの匂いも残りませんでした。
見てわかる安心のサーモポイント
そして、意外と役立つ機能がこちら。
このマークです。
サーモポイントという、フライパンの温度を知るための目印です。
赤→フライパンが温まって調理に最適な温度
緑→まだ低温、使用後なら冷めましたよのサイン
つまり、ここが緑色に戻れば、もうフライパンが冷めたので洗えるわけです。
加工されているフライパンには、『じゅうぶんに冷めてから洗ってください』という注意書きがよくあります。
加工のみならず、フライパン自体のためにも、急激な冷却はよくないそうです。
他の作業をしている間に、ちらっと目で冷めたか確認できる機能は、バタバタと色んなものを同時に作る私にとっては、とても便利でした。
フライパンを長持ちさせるためにも、こういった目印があると安心ですね。
そしてさらに、フライパン内側に、ハンドルの接続部分が出ていないところも、地味によかったポイントです。
愛用していた前のフライパンは、小さな突起が3つあって、そこによく具材が絡んでいました。とくに卵は、ついてしまうと洗うときに面倒でした。
フェラーラのような内側に突起のないフライパンは、料理するときにスムーズで、かつ洗いやすいので、オススメです。
購入してからちょっと気になったところ
実は気になった点もありました。
使い始めの数回、音がしました。
IHで鍋やフライパンを使う時、たまに起こることですが、相性が悪いと毎回、この異音が発生します。
そもそもIH側で使える調理器具(主に材質や形状)がそれぞれ決まっているので、使用できないこともあります。
yamakoの場合は調理の上では問題はなやく、さらに何回目かには音もしなくなったので、理由もわかりません。
フライパンの底はこんな感じです。
こういった底の加工や形状も初めてです。かなり独特な仕様。
とりあえず無事に使えてよかったです。
そして、フライパンの縁が立ち上がっておらず、深さがありません。
深めのフライパンから乗り換えると、同じような具材の量でもこぼれやすいので、気を使います。
その分、お皿には移しやすく、洗いやすいとも言えます。
もしかしたら光熱費節約?
この底の形状のおかげか、熱の伝わりがとてもよく、今までのフライパンよりも、火力を一つ下げた状態で使えています。
サーモポイントが赤くなった時点で火力は一つ落として、弱火にしていますが、以前のフライパンの中火くらいの火の通り方です。
思いがけず省エネにもなっています。
この点は、それまで使っていたフライパンとの比較なので、実感される方は限られてしまうと思います。
ですが、光熱費が高騰している今となってはありがたかったです。
使い始めて2ヶ月たちます。
いろんな料理をしましたが、加工に変化はなく、匂いもついていません。
- 空焚きしない
- 火加減は中火以下
- 先の尖った器具は使わない
- 冷めてから洗う
この点に気をつけて、長持ちするよう大切に使いたいと思います。
前回購入の日本製『ふかみ』について
『ふかみ』という名前の通り、深さが5cmくらいあり、縁が立ち上がっているので、炒め物をしても具材が飛び出たりせず、簡単な煮物もできます。
しかもとにかく軽量です。軽いんです。
全体のバランスもよく、とても扱いやすかったです。
フライパン内側はフッ素樹脂加工で、とてもなめらかです。
銀色ピカピカの側面もキレイです。
この側面の美しさは最後まで保たれました。
値段は約2000円。
(2023.7.9.現在はAmazonで1909円です)
コスパ的にも充分だと思います。
とてもよいフライパンだったので、加工が痛まなければ、もう少し使いたいくらいでした。
しかし、1年過ぎた頃から加工の劣化が進み、ついには洗ってもどうしても落ちない、汚れなのかどうかもわからない部分ができてしまい、泣く泣くあきらめました。
基本的には、表面が加工されているフライパンは、コーティング自体の寿命があるので、長く使えても3年くらいです。
実際には1、2年で買い換える人が多いようです。
つまり、『ふかみ』は平均的なフライパンだったとも言えます。
▼購入当時の記事がこちらです▼
今回は、新しく買ったフライパンをご紹介しました。
口コミを見てみると、フライパンについての考え方もみなさんそれぞれで、『これがベスト』と言うのは、むずかしいですね。
がんがん使って半年で買い替えるという方。
加工されていないフライパンを手入れしながら使うという方。
そして、自分にとっての『ちょうどよい』をまだまだ模索している方。
yamakoにとっては数年に一度の買い物なので、出来れば加工がまだ活きている状態で長く使えればいいなと思います。
今回の記事が、少しでも皆様のフライパン探しのお役に立てば嬉しいです。
それでは、また。